BunBackup

PCを扱っていると、その使用時間に比例してデータが増えてくるのは必然で、当然データには貴重なものが多く、紛失したくない物も増えていく一方です。
そこでそこで必要になる作業は「バックアップ」ですね。
Windowsで使用できるバックアップソフトに「BunBackup」というソフトがあります。
このソフトのメリットはバックアップに必要な機能が充実しており、動作も軽く、操作もシンプルです。
このソフトについての簡単なレクチャーしていきたいと思います。

まずはダウンロードです。

  1. BunBackup」の本家サイトへ行きダウンロードします。
  2. ダウンロード」をクリックし、最新のバージョンをダウンロードします。
  3. どのサイトからダウンロードしても構いません、上から3、4番目のサイトから直接ダウンロード出来ます。
    Zip形式」と「インストーラー」の2種類があります。
    Zip形式」はダウンロード後に解凍したら、解凍先のフォルダー内にソフトが準備されてる状態となっています。
    フォルダーをメモリースティックなどに移して持ち運ぶことも可能です。
    インストーラー」は実行ファイル(exeファイル)をダウンロードします、実行すると専用の画面(インストーラー)が出て、画面に沿って操作するとPCにインストール出来るのです。
    慣れの問題ですが、ここでは「インストーラー」をダウンロードしましょう。
  4. ダウンロードしたファイルを実行し基本的に「次へ」を押していくと良いです。
    ただ2番目位の以下の画面のチェックを入れていくと何かと便利ですので、入れてインストールして下さい。
  5. BunBackupのインストール時のチェック項目

以下の画面が表示されましたらインストールは完了です。
BunBackupメイン画面


「バックアップ設定」

以下の設定はいくつでも増やしていけますので、必要な数(フォルダーの数)だけ追加していきましょう。

  1. 左上の緑の「」ボタンを押します。
  2. BunBackup項目追加

  3. [バックアップ設定]の画面が表示されます。[バックアップタイトル]を入力します、これは複数のバックアップを作った時に識別するためです。
  4. BunBuckup項目設定画面

  5. [バックアップ元フォルダ]のテキストボックスの右のボタンをクリック、バックアップしたいフォルダーを選択し「OK」をクリックします。
  6. [バックアップ先フォルダ]の項目も同様手順を踏み、バックアップ先のフォルダーを設定します。
    ※バックアップ先に作っていない場合は、バックアップ先に移動し、左下「新しいフォルダーを作成」をクリックし作成することもできます。
  7. 設定は完了ですので、「OK」をクリックします。

なお、この段階でBunBuckupはデフォルトで「差分バックアップ」の設定となっています。
※「差分バックアップ」とは“バックアップ元”と“バックアップ先”を比較し、変化のあった箇所のみをバックアップします。
新しく出来たものはコピーされ、更新されたものは上書きされます。
増分バックアップ−Wikipedia
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バックアップの設定が出来ましたら、その設定を保存します。
左上「ファイル」>「上書き保存」とクリック、既に保存している人はそのまま上書きされ、初めての人は「名前を付けて保存」の画面が表示されますので、好みの場所に保存すると良いでしょう。
BunBackup設定画面
個人的に設定データの保存先はバックアップ領域内に「バックアップ設定」とでもフォルダーを作り、保存するのが良いのではと考えています。
理由としまして、まずバックアップは外部ストレージ(外付けハードディスクなど)にするのが好ましい(と言うより必須)ので、外部ストレージに接続されていない状態では、バックアップの設定は表示されませんので、接続ミスや忘れが簡単です。
また「バックアップ=重要な情報」です、BunBackupを起動するだけで個人的な情報がどれか簡単に特定できてしまいますので、気持ち分のプライバシーの保護に繋がります、本当に気持ち分ですが。
保存が出来ましたら、準備完了です。
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バックアップを行うにはツールバー内の「フォルダのアイコン」をクリックするか、ショートカットキー「F9」を押せばバックアップが開始され、報告の画面が出たら完了です。
BunBuckup結果
ちなみに、後述の「選択バックアップ」では「バックアップ結果」が出ないこともある様です。


詳細な設定

「BunBuckup」には様々な機能がついています、普段は非表示(画面がスッキリしている理由)になっている項目の中から便利な機能をいくつかピックしておきいます。
なお、表示非表示の設定はツールバー内「設定」>「機能表示設定」から設定できます。

「選択バックアップ」

 デフォルトではリストに追加した全てをバックアップします、一項目のみバックアップしたい時に便利です。チェックを入れますとツールバー内に緑のフォルダのアイコンは表示されます。バックアップしたい項目を選択し「緑のフォルダのアイコン」をクリックします。(ショートカットキー「F11」)

「バックアップ後終了」

 この設定を有効にすると、ツールバーの「バックアップ」内にバックアップ後に動作が4つほど増えています。「バックアップ後Windowsを終了」あたりが寝る前の実行にお勧めです。(ホットキー Ctrl+F9)

「ミラーリング」

 [バックアップ設定]の画面の左下にある「詳細設定」をクリックされますと[ミラー]というタグが増えています。ここを選択し「ミラーリング」のチェックを入れますと、「差分バックアップ」から「同期バックアップ」へとバックアップのスタイルへと変わります。これは“バックアップ元”をベースに“バックアップ先”を構築します。“バックアップ元”に無い物で“バックアップ先”にある物は“バックアップ先”から削除されます、「バックアップしたから“元”は消していいね!」などとやっている方は注意が必要です。


他にも色んな機能があります、色々と試してみて下さい。