ここ最近のUbuntuには、標準でデスクトップに“Doc”と呼ばれる、いわゆるお気に入りを登録できる領域がある。
この領域へ、自由にソフトを登録する方法を解説する。
標準ないし、パッケージマネージャーを使ってインストールしているアプリケーションは、OSのアプリケーション一覧に表示されるが、手動でインストールした場合はこの一覧に表示されないため、手動で登録していく。
実行ファイルを作成する
vimなどのエディタを利用して以下のような名前のファイルを作成する。
”名称”.desktop
内容は以下の内容を記載する。
#!/usr/bin/env xdg-open
[Desktop Entry]
Version=1.0
Type=Application
Terminal=false
Exec=”プログラムのディレクトリ”
Name=”プログラムの名前(任意の名前)”
Comment=”プログラムへのコメント(任意のコメント)”
Icon=”使用するアイコン(任意)”
[Desktop Entry]
Version=1.0
Type=Application
Terminal=false
Exec=”プログラムのディレクトリ”
Name=”プログラムの名前(任意の名前)”
Comment=”プログラムへのコメント(任意のコメント)”
Icon=”使用するアイコン(任意)”
記が終われば、保存する。
保存後、作成した実行ファイルを実行可能とするよう、権限を変更。
$ chmod +x ”名称”.desktop
OSに作成した実行ファイルの登録
つぎにOSに登録するために以下のディレクトリにコピーする。
$ cp ”名称”.desktop ~/.local/share/applications
上記は個人ユーザーの領域であり、他のユーザーでも使用したい場合は以下のディレクトリにコピーする。
# cp ”名称”.desktop /usr/share/applications
なお。テキストエディタ作成時に、権限があれば直接作るのも手である。
最後に[Super]キー+[A]を押し、一覧から追加したアイコンを右クリックし「お気に入りに追加」をクリックすればDocに登録される。
以上