以下の方法で行います。
スケジュール設定としては以下のようにルールの記述となっています。
「*」はそれぞれ左から以下の意味を持ちます。
分 (00-59)
時 (00-23)
日 (01-31)
月 (01-12 「jan」や「feb」でも可)
曜日(0-7 0と7は日曜日、「sun」や「mon」でも可)
また複数の指定がある場合、例えば1と2と3と個別に指定する場合は「1,2,3」、範囲の指定をする場合は「1-3」と言う風に指定できます。
等間隔で実行をしたい場合、例えば20分間隔での実行の場合は「*/20 * * * *」と言う風に指定できます。
ユーザー名にはコマンドを実行するユーザー権限を指定します、例えばシステムのアップグレードをする場合は「root」の様に設定します。
コマンドはそのディストリビューションにインストールされているコマンドを入力すれば良いです、オプションも使えます。
cronのユーザー別設定
個人的にスケジュールを設定する方法もあります。
以下の方法で行います。
スケジュールの設定方法は上記と同じです。ただ「crontab」コマンドは決してオプション無しでは使用しないで下さい。
オプションは以下の物になります
-e
「vi」エディタが立ち上がり、スケジュールの設定が出来ます
-l
設定した「crontab」ファイルの閲覧
-r
設定した「crontab」ファイルの削除
-u <ユーザー名>
指定したユーザーの設定した「crontab」ファイルの閲覧
※このオプションは「root」のみ指定が出来ます。
cronの履歴(log)について
「crontab」ファイル内の上位部分に以下の設定を、入力または編集します。
またこの部分を空にすればメールは送られません。
一部分の結果を省きたい場合はスケジュールの設定部分に以下の設定をします。
最後に何らかのエラーで実行されなかった履歴については「/var/log/cron」内に出力されますので、最初はここをチェックすると良いでしょう。