デバイスマネージャー(GNOME用)

自作したPCでLinuxを長く使っていると、時折「あれ?このPCのオンボードのLANってどんなのだっけ?」とか言う事態になることが有ります。
PC本体を引きずり出してチェックするのは少し大変ですし、複数台あると箱をとっていても、どれか解らなくなります。
そこでWindowsの様な「デバイスマネージャー」があると便利です。
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Quick Look (for Linux)

MACのOSXを使っているとUNIXをベースとしているだけあって、Linuxに似ている要素を多々見ます。
コマンドはもちろん共通点を多く見受けます、そして稀に便利と思う機能が有ったりします。
今回は、OSXに搭載されている「Quick Look」をUbuntu(Linux)で実現したいと思います。
これは、特定のフォルダやアイコンを選択して[スペース]キーを打つことで内容や容量などの簡易的なプロパティを表示できる機能です。
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cron(スケジューラ)

 「cron」とは特定の時間になったらコマンドを実行する為の「デーモン」(バックグラウンドで実行されるプログラム)で、「cron」というコマンドを使うのではなく、「vim」などを使って「crontab」と言うファイルを編集します。

 以下の方法で行います。

 # vim /etc/crontab

スケジュール設定としては以下のようにルールの記述となっています。

 * * * * * <ユーザー名> <コマンド>

「*」はそれぞれ左から以下の意味を持ちます。

分 (00-59)
時 (00-23)
日 (01-31)
月 (01-12 「jan」や「feb」でも可)
曜日(0-7 0と7は日曜日、「sun」や「mon」でも可)

 また複数の指定がある場合、例えば1と2と3と個別に指定する場合は「1,2,3」、範囲の指定をする場合は「1-3」と言う風に指定できます。

 等間隔で実行をしたい場合、例えば20分間隔での実行の場合は「*/20 * * * *」と言う風に指定できます。

 ユーザー名にはコマンドを実行するユーザー権限を指定します、例えばシステムのアップグレードをする場合は「root」の様に設定します。

 コマンドはそのディストリビューションにインストールされているコマンドを入力すれば良いです、オプションも使えます。


cronのユーザー別設定

 上記で書いた内容では、/etc/crontabの編集とりますので、「root」しか編集が出来ません。
個人的にスケジュールを設定する方法もあります。

 以下の方法で行います。

 $ crontab -e

 スケジュールの設定方法は上記と同じです。ただ「crontab」コマンドは決してオプション無しでは使用しないで下さい。

オプションは以下の物になります

 -e
  「vi」エディタが立ち上がり、スケジュールの設定が出来ます

 -l
  設定した「crontab」ファイルの閲覧

 -r
  設定した「crontab」ファイルの削除

 -u <ユーザー名>
  指定したユーザーの設定した「crontab」ファイルの閲覧
    ※このオプションは「root」のみ指定が出来ます。


cronの履歴(log)について

 実行履歴の確認をする方法として、実行者にメールを送る方法があります。
「crontab」ファイル内の上位部分に以下の設定を、入力または編集します。

 MAILTO=<メールアドレスorユーサー名>

 またこの部分を空にすればメールは送られません。
 一部分の結果を省きたい場合はスケジュールの設定部分に以下の設定をします。

 <コマンド> > /dev/null 2>&1

 最後に何らかのエラーで実行されなかった履歴については「/var/log/cron」内に出力されますので、最初はここをチェックすると良いでしょう。

コマンド

Flash Playerのインストール方法(64bit)

 「Flash Player」の64bit版の「FireFox」へのインストールを簡単に説明します。

まずはAdobe Labs – Adobe Flash Player10のページ下方より「Flash Player10」ダウンロードします。

次にダウンロードしたファイルを展開し、内部にある「libflashplyer.so」を以下のディレクトリにコピーします。

 $ /home/<ユーザー名>/.mozilla/plugins

 「FireFox」を起動して完了です。
万が一上手くいかなかった場合は以下のディレクトリにもコピーしてみましょう。

 $ /usr/lib64/mozilla/plugins

簡易的な説明ですが、以上です。

vim(テキストエディタ)

 「vim」コマンドはコマンドラインで使用する高性能なLinux用テキストエディタです。

 元々「vi」コマンドというエディタが使われていましたが、これを拡張し、多言語に対応させたのが「vim」になります。

 コマンドは以下の方法で記述します。

 $ vim <PAS>

 ユーザーの指定はありませんが権限には色々とありますので必要な権限を取得してください。

 実際に起動しますと通常のコマンド画面と雰囲気が変わります、これがエディタの画面です。

 「vim」には2種類のモードがあります、「コマンドモード」と「インサートモード」です。

 通常、Windows等の「テキストエディタ」に例えますと、上のツールバーから保存をしたり開いたりする作業を「コマンドモード」が担当し、入力を「インサートモード」が担当します。

 初期状態は「コマンドモード」になっていますので編集を行いたい場合は、キーボードの「i」キーを押し、画面の左下に「–insert–」あるいは「–挿入–」と表示されれば、「インサートモード」となり、通常通り入力が可能となります。また「コマンドモード」に戻す為には「Esc」キーを押して戻す事ができます。

 「コマンドモード」では「:」キーを入力後、左下に「:」が表示されたのを確認してコマンドを入力すれば様々な操作を行えます。初歩的なコマンドを下に紹介します。

 :q
  終了
 :q!
  強制終了
 :w
  保存
 :wq
  保存して終了
 :e!
  編集内容を破棄してファイルを再読み込み

操作の詳細解説サイト:Archiva 「Vim 基本操作まとめ」

Avast(アンチウイルスソフト)

 「Avast」とは個人が利用する事を前提とした、フリーのアンチウイルスソフトです。
 市販されているアンチウイルスソフトより検知能力が高い部分もあり、動作が軽く、検査時間もそこそこ速いのでお勧めです。

 「Avast」には「Windows」用や「Linux」用が用意されています、これらは以下からダウンロードします。

 「Linux」用
   avast! 4 for Linux Edition ダウンロード

 「Windows」用
   avast! 4 Home Edition ダウンロード

 またフリーで使い続けるにはユーザー登録が必要になります、以下から登録します。
  無料登録フォーム

  最低項目としては以下を入力すれば良いでしょう。
  「メールアドレス」
  「メールアドレス再入力」
  「お名前」
  「このプログラムを非営利的な目的で・・・」にチェック
  「上の文字」

 登録が終わりましたら24時間以内で「register@avast.com」よりメールが届きます、届かない場合は再度、登録を行ってください。
 メール内には以下の様なライセンスキーが書いてありますので、それを大事に取っておいて下さい。
 このライセンスキーの有効期限は1年です、期限が切れる頃に再登録をすれば、新たなライセンスキーを取得でき、更に1年有効期限が追加できます。

 ———-キリトリ———-
 *******************-******** ←ライセンスキー
 ———-キリトリ———-

 ここからは「Linux」用の使い方を解説します。まずはインストールからです。
 「rpm」と「deb」の二種類のパッケージが用意されています、「Red Hat」系なら「rpmパッケージ」、「Debian」系なら「debパッケージ」を選択してダウンロードします。

 ダウンロード後「rpmパッケージ」は「rpm」コマンド、「debパッケージ」は「dpkg」コマンド等でインストールします。

 インストールが終わりましたら以下のコマンドを実行します。

 $ avast

 最初の画面でライセンスキーを求められますので、取得したライセンスキーを入力します。(ライセンスキーの登録はユーザー毎に必要)
 入力が完了しましたらウイルススキャンが実行されます。時間の無い方は「Ctrl+C」キーでキャンセルすることも可能です。

 次にウイルス情報の更新をする為に以下のコマンドを実行します。

 $ avast-update

これで「Avast」のインストールおよび設定は完了です。

 「avast」コマンドに付いては、

 $ avast <オプション>

という風にオプションもあります、以下の指定をします。

 -r=<ファイル名のパス>
  検査結果を指定した場所に指定したファイル名で書き出す

 -p=<数字>
  ウイルス発見時の動作を指定
  1:削除 3:修復 4:停止

 <パス>
  指定したパスとそれ以下のフォルダを検査
  例:「$ avast /home」「home」フォルダ内を全て検査します

 余談ですがGUIで実行する為のコマンドもあります。

 $ avastgui

最後に一つ注意ですが、Linux版では「Avast」は常駐検査はしません、ですので定期的な検査は「cron」を利用して下さい。

Flash Playerのインストール方法

 ホームページを見る時、最もポピュラーなプラグインは「Flash Player」ではないでしょうか?
当然ながら、Linux用もありますが自動ではインストールされませんので、インストール方法を紹介します。

なお、下記に必要なファイルは全てAdobe – Adobe Flash Playerよりダウンロードします。


 「yum」による管理の場合

 まずはリポジトリを追加する為、上記より「Linux用YUM」バージョンをダウンロードして以下のコマンドを実行します。

 # rpm -ivh <ファイル名>
 # yum install -y flash-plugin

 最初のコマンドでリポジトリを追加します。これで「yum」による管理が可能となりアップデートも「yum」コマンドで行えます。

 次に「yum」でインストールを行います。

 あとは特定のブラウザを再起動か起動すれば「Flash Player」が使えるようになります。


rpm」による管理の場合

上記より「Linux用.rpmファイル」バージョンをダウンロードして以下のコマンドを実行します。

 # rpm -Uvh <ファイル名>

 これでインストールは完了です。

 あとは特定のブラウザを再起動か起動すれば「Flash Player」が使えるようになります。


apt-get」による管理の場合

上記より「Ubuntu 8.04+ 用.debファイル」バージョンをダウンロードして以下のコマンドを実行します。

 # apt-get install <ファイル名>

 これでインストールは完了です。

 あとは特定のブラウザを再起動か起動すれば「Flash Player」が使えるようになります。

Samba(ファイルサーバ)

 「ファイルサーバ」とはサーバと言われている物の中で最もポピュラーなサーバになります、これは言わば「ネット上の物置」のような物で、本来パソコン上に情報を置く代わりにサーバに置く事が可能となります。
 メリットとしてはネット上のどのパソコンからでも、そのファイルを閲覧出来、共有できます。また自身のパソコンの起動有無に関係ない事という点もあります。
 また、今回使用する「Samba」にはプリンタの共有機能等も持ち合わせ、世界の有名企業も使用している実績あるサーバです。

ファイルの共有はOSの基本機能ですので入っている事が殆どですが、念の為にインストール方法を書いて置きます。

 「yum」の場合

 # yum -y install samba

 「apt-get」の場合

 # apt-get update
 # apt-get -y install samba

「Debian」系は基本的に再移動後、自動的に起動します。「RedHat」系は以下のコマンドを実行します。

 # chkconfig smb on
 # service smb start

次に「Samba」の設定をします、設定ファイルは「/etc/samba/」内にまとめてあります。

「Samba」サーバ設定をします、設定ファイルは「smb.conf」。

 # vim /etc/samba/smb.conf

まずは[global]セッション内の以下のパラメータを変更します。

 [global]
  workgroup = <ワークグループ名>

ワークグループ名はそのファイルサーバにアクセスするパソコンを含め統一した方が良いでしょう、これは「Windows」OS搭載のパソコンも例外ではありません。

次は個別に共有フォルダの設定をします。見易い様、一番の行に記述していきます。

 [共有名]
  path = <共有フォルダのパス>
  available = yes
  browseable = yes
  public = yes
  writable = yes
  hosts allow = <ホストのアクセス制限>
  valid users = <ユーザー名>@<グループ名>

[共有名] には共有するフォルダ等、判り易い名前を指定します。
available は共有の有効無効のパロメーターです、“yes”にしますとアクセスが可能となります。
browseable はブラウザからの閲覧の有無を決めるパロメーターです。
public は”yes”にする事で文字通り「公共」化しパスワード入力も必要なくなります、ただユーザー制御の影響は受けます。
writable は書き込み許可を指定するパロメーターです。これを指定しなければ閲覧しか出来ない状態となります。
<共有フォルダのパス> には文字通り共有したいフォルダのパスを指定します。
<ホストのアクセス制限> にはアクセスを許可する「IPアドレス」などを指定します。
例:IPアドレスが「192.168.1.」(192.168.1.0/24)で始まるパソコンのみを許可する場合。

hosts allow = 192.168.1.

<ユーザー名>@<グループ名> の部分では、ログインを許可するユーザーやグループを指定できます。
特定のユーザーの場合はユーザー名だけ、特定のクループの場合は

@<グループ名>

と書けば良いです。
完了しましたら、保存をして「Samba」を再起動して下さい。

上記のユーザー名に関してですがこのユーザー名はSambaユーザーとして設定をしないといけません、以下のコマンドです。

 # smbpasswd -a <ユーザー名>

この後パスワードの入力と再確認の入力をしますとSambaユーザーが出来ます。
オプションを「-x」でユーザー削除 オプションなしでパスワードの変更となります。

最後に解説するのはWindowsとLinuxのユーザー名の引当をする設定です。

 # vim /etc/samba/smbusers

<(linux)ユーザー名> = <(windows)ユーザー名>と言う記述方法になります。
例: root = administrators

注意事項ですが、以下のポートをデフォルトで使います、当然ですが、周知のポート(特に「TCP/445」)ですので攻撃対象になりやすいです。設定は気を付けるようにしましょう。

 namd UDP/137,UDP/138
 smbd TCP/139,TCP/445