先日Windowsを使用中、プロファイルに問題が起き、起動してもタスクバーすら表示されない状況になった。
この時[Win]+[R]キーで「ファイル名を指定して実行」を実行することが出来たが、コントロールパネルを開く事が出来なかった為、コマンドプロンプトにてユーザーを追加し対応した。
この手順を説明する。
「net」コマンド
今回の動作OSは「Windows10 Pro」。
管理者権限でコマンドプロンプトを起動する。
以下のコマンドを実行。
net user <ユーザー名> <パスワード> /add
解説は以下の通り。
- 「net」
- コマンド名
- 「user」
- ユーザー追加
- 「<ユーザー名>」
- 任意のユーザー名を指定する。
- 「<パスワード>」
- 任意のパスワードを指定する。空白の場合パスワード不要でログインできる
- 「/add」
- ユーザー追加オプション
[Enter]キーを押すと処理が完了したメッセージと共にユーザーが追加される。
「管理者権限」の付属
ユーザーを作成したら、管理者権限を与える必要がある場合もある。
以下のコマンドを実行。
net localgroup <ローカルグループ名> <ユーザー名> /add
解説は以下の通り。
- 「net」
- コマンド名
- 「localgroup」
- ローカルグループ追加
- 「<ユーザー名>」
- 任意のローカルグループ名を指定する。管理者権限の場合”administrator”
- 「/add」
- ユーザー追加オプション
[Enter]キーを押すと処理が完了したメッセージと共にユーザーがグループに追加され権限を得る。
余談だが、どのようなローカルグループがあるかは”net localgroup”のみで一覧できる。
管理者以外のローカルグループに追加したい場合の確認などにも使える。
また、複数のユーザーを連続表記する事で一括登録も出来る。
以上